2019
04/16

こんにちは。HPスタッフです。
先日、夕日ヶ浦海岸に夕日を見に行ってきました。
ここの海岸にはインスタ映え間違えなしの木で作られたブランコが設置されています!
実際にブランコに乗って遊ぶこともできちゃいます。ただ、こぐたびにちょっと木が揺れますが…。
夕日を見ながら、綺麗だな~なんて誰もが思いそうなことを私も思っていたのですが、この風景は何年も何十年も何百年も前からずっと変わらずここにあって、見る人見る人が綺麗だな~って思い続けてきたのだなと思うとこれからもずっと守っていきたい風景だと思ったりしました。
さてそんな今日は何十年何百年も前からここ鞄の街豊岡で作られてきた
『柳行李』のお話です。
生産管理部のスタッフの人が、3年も前から柳行李を編んでいる!という話を聞きつけて、どのようなことをしているのか聞きに行きました。
まず、柳行李というと箱のような、衣装ケースのようなものを想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、生産管理部スタッフは日常生活でも使いやすいようなかごバックのような形のものを編むことが多いそうです。少し手順を説明しますね。
まず、1本の長い柳から底の部分となる楕円形を編みます。
次にその底に木の型をセットし写真のように側面を上向きに編んでいきます。
出来たらこの型を外し、色を付けます。上の写真の柳行李は、玉ねぎの皮を煮出して色を付けたそうです。取っ手をつけ、中の巾着を縫いつければ完成です。
このようにアイデア一つで同じ柳を使っていても全く違う雰囲気のものも出来上がりますね。ここ豊岡に昔から根付く柳行李の形を少し変えて現在も生活の一部として触れることが出来るのはとても素晴らしいことだと思いました。この先何年も何十年も伝え続けられることを願うばかりです^^