2021
08/25

2020年春に始まったコロナ禍はもう1年半の時間が過ぎてしまいました。
その年の秋までは我慢と思ってからもうすぐ1年が経とうとしています。
会社を取り巻く環境は時間とともにどんどん悪化し、周りから聞こえてくる話も耳を疑うようなものが増えていきました。
何もいいことが無い感染病の蔓延はどれだけのものを奪い、消し去っていくのか?と振り返る中、唯々ジッと待っていただけではいけないと気付かせてくれました。
国から発せられた補助金を申請するにあたり、会社の過去を時系列で思い出す中、自分の知らないこともキチンと捉え、日々の中で足掻いて何かをやっていくことの大切さと始める事の難しさ、何よりも担当するスタッフのモチベーションの維持と継続はチャレンジも含めて相当な覚悟と奮起が必要になりました。
何よりも得意先あっての業態の弊社は、完成品を作り販売することをタブーとしてきました。
それでもどうにかして、と考える中、U Roomという名でBASEにショップを作り、材料屋が考える完成品というコンセプトで展開中です。
販売会社の弊社子会社の㈱attikuを使いSNSで+a(プラスエー)の名でInstagram、Facebook、Twitterを『ものづくりattiku』 一緒にものづくりしませんか? をキャッチフレーズに発信を始めました。
それぞれ役割を変えてたくさんの人たちと繋がりを持ちたいとの想いで日々発信しています。
また弊社の商材にレーザーや彫刻を施すことを目的にLABO事業部を立ち上げましたが、補助金申請を元に社外へ出し、 当たり前のものを特別なモノへ をモットーに提案も含めた多方面の業界に繋がりを求めていきたいと考えています。
このように振り返り、現状を把握することで未来に繋げていくことが生き残る唯一の方法だと考えています。
きっとたくさんの壁にぶち当たり、悩み、失敗もすると思います。
それでもスタッフはもちろん、弊社を取り巻くすべての人が少しでも笑顔になり、あったかくなるような活動をこれからも続けて参ります。
その想いや行動が将来振り返ったときの過去の何かのきっかけになったと言えますように。
浮田昌宏