2019
01/22

こんにちは。HPスタッフです。
寒い日が続きますが皆様お風邪などひかれてないですか。
ここ豊岡は毎年この季節に雪が降りますが、今年はあまり降りません。
暖冬なのでしょうか?私の横に座っている先輩は「地球温暖化がすごく進んでいるってことなのかな~」と心配していました。
自然にはあらがえないのが人間ですが、地球にやさしくエコに生きたいなと思ったりした会話でした。
さて、豊岡のある兵庫県が隣接する都道府県は
京都府・大阪府・鳥取県・岡山県の2府2県です。
兵庫県は日本海にも瀬戸内海にも面していますが、浮田産業があるここ豊岡は
日本海側に位置し、お隣の県は京都府と鳥取県になります。
豊岡からは車を走らせればすぐ行けてしまいます!
そこで先日鳥取県にある、砂の美術館に行ってきました。
自然が長年かけて生み出した鳥取砂丘の側にあります^^
砂の美術館は2006年に砂を素材とした彫刻作品の砂像を展示したことから始まりました。砂像とは水で固めた砂の塊を彫る彫刻作品のため製作中から完成後も常に崩れる危険を伴います。そのためずっと展示し続けることは不可能で毎年テーマが変わり作り直されます。海外各国から砂像彫刻家が招かれ作られるそうです。
最初から無くなると分かりながら作るものづくりとはいったいどのような気持ちなのでしょうか。せっかく作ったものが残らないというのは少し寂しいことのようにも感じられます。しかしよく考えてみると私たちが関わるものづくりも商品が完成すればその商品は次の人の手に渡ります。その後どのようにお客様に届けられてどんなふうに使ってもらえているのかは想像するしかないですね。きっと大切に使ってもらっていると信じ、ものづくりをします。砂像彫刻家の方々も見た人の心や記憶に残るように大切に作っているのでしょうね。
先日行った時の砂像テーマは「北欧編~美しい大自然と幻想的な物語の世界へ~」でした。次見ることができるのは春ごろ、南アジア編みたいです!是非足を運んでみてくさい。ものづくり魂に心が震えること間違いなしです^^