2020
04/22

緊急事態宣言が出されてから2週間が経ちました。
弊社では宣言の翌日から本社は時短営業とさせて頂き、また、東京支店、大阪支店、東京ファスナー工場では社員を自宅待機とさせて頂いております。
得意先様、仕入れ先様をはじめ関係各位には多大なご迷惑をお掛けしているものと存じます。
日頃、東京、大阪への出張の多い私は、日を追うごとにそれぞれの地域で空気感が変わっていくのを肌で感じておりました。
地域によってその違いは明らかです。
そもそも緊急事態なわけですから危機意識を持ち、弊社に従事してもらっている従業員の安全と安心を最優先にしながらも得意先様へのご迷惑や、仕入れ先様への無理な要求を出来るだけ減らしていくことも同時に行っていくことが必要と考え、現在の措置を講じております。
残念ながら我々の業界では人が動かず、お店が閉められてしまうと作るものも無くなり、営業成績もかなり落ちてしまいました。
全世界同時に苦境に立たされている今、自分たちに何が出来て、何をしなくてはならないのかを真剣に考え直すいい機会ともとらえ、決して下を向かずに従業員一同歯を食いしばって前を向いて参ります。
幸いなことに従業員やその家族に罹患者は出ておりませんが、風邪を引く、インフルエンザに掛かることと同じと考えると掛かってしまう人も出てくるでしょう。
その時に慌てないためにも正しい知識を持ち、広げてしまわない為にも出来る準備をしっかりとして行きたいと考えております。
いつ収束するのか予想もつきませんが、現在、危険な状況の中で人のために働いていらっしゃる全ての人に敬意を表し、また、毎日変わらず弊社と向き合っていただいている運送業者をはじめ業務に係る色々な方々に改めて感謝したいと思います。
どうか皆さんが悲しい想い、寂しい想いをせず、早く笑顔になりますように。
代表取締役 浮田 昌宏